保護犬支援団体「ケンの家」にお邪魔してきた!主な活動内容と施設の様子をお届け

ケンの家

以前イベントへ行き、ブログでも紹介したわんこの保護活動を行なっている「ケンの家」さん
実はその後、記事に書いた通りライターとしてスキルボランティアに応募し、今回初めて現地を訪問してきました!
今日はその様子をご紹介します!

ケンの家ってどういうところ?

まずは軽くケンの家の紹介から!
ケンの家は犬の保護団体です。
一般的に保護活動と聞くと、

一般的な保護団体のイメージ

わんこをレスキュー

安全な場所で保護

譲渡先を探す

こんな感じのサイクルのイメージですが、ケンの家は少し違います。

ケンの家

わんこをレスキュー

ケンの家で保護

病気の治療・健やかに暮らせるようにケア


このように、譲渡を回していくというよりは保護犬のホスピスのようなイメージ。
病気や疾患持ちの子を中心に保護しているので、レスキュー後はケンの家で余生を過ごしてもらうことが多いようです。
いろんな形の保護活動があるんですね。

ケンの家は主に3つのスペースに分かれています

入り口付近ではビビアンちゃんあずきちゃんがお迎え。
ビーちゃんとあずちゃんはいつもこの場所にいるようで、ケンの家の見張り番です(笑)
最初はワンワンされちゃったけど、後半は少し認めてくれたようで抱っこもさせてくれました!

真ん中のお部屋は小型犬スペース。
みんなとても大人しくそれぞれ思い思いの時間を過ごしていました。

キュルンとした瞳が可愛いルーチェちゃん多頭飼育崩壊からやってきました。
小さい体で存在をアピールして、擦り寄ってきます。
触られるのが好きみたいで、いっぱい撫でさせてくれたよ。

元野犬のるいくん
カメラを向けたらカッコ良くポーズを取ってくれました。

奥のお部屋は中・大型犬スペース。
人懐こいひさちゃんがいたよ。

ボランティアさんに顎乗せして甘えるひさちゃん。
人が大好きで、いつもボランティアさんに甘えているのだとか。
シェルターから保護されたひさちゃんは最初からとても人懐こく、元々は誰かに飼われていたワンちゃんではないかということでした。

お散歩終わりで眠るきんちゃん
この子は実は全盲でドッグバンパーと呼ばれる補助具をつけてお散歩しています。
目は見えないけどお散歩が大好きなんだよね♪

わんこファースト!みんなで協力し合うボランティア

入口にはたくさんのリードがありました。
お散歩もボランティアの方々が交代で行かれているようです。

このようにたくさんの張り紙も。
多くの人で連携しながら、わんこの安全を第一に心掛けているということが伝わってきます。

こちらはわんこのお散歩管理ボード
このようにいくつかのグループに分けてお散歩しているんですね。
お散歩好きなきんちゃんは2回のお散歩に行っています。

わんこの名前や情報もファイルで管理。
施設には20頭前後のわんちゃんがいるので、こういうのがあると分かりやすいですよね。
しかし病気や疾患持ちの子が多いケンの家では月平均1〜3頭ほどわんちゃんが亡くなってしまうためファイルの入れ替わりも激しいのだとか。

このようにお骨もたくさん置いてありました。
お花も供えられており、死とも向き合いながら活動に真剣に取り組むボランティアの方々の強さを感じました。

ケンの家には現在、約30名ほどのボランティアの方々が活動されています。
施設で行うボランティアの他にもトリマーボランティアスキルボランティアなど自分のできることでサポートするシステムもあります。

スキルボランティアとは「ボランティアに参加したいのだけれど、シェルターでの活動は物理的に難しい」という方に、ご自身の空き時間を利用して、自宅などでご協力いただくものです。

過去にライター、グラフィックデザイナー、広告関係者の方にご協力いただきました。頻度は多くありませんが、一時預かりや自動車での運搬なども発生することがございます

どのようなことでも構いません。「このくらいの時間で」「こういうことならできるんだけど」ということがあれば、ぜひ、お申し出ください!

「ケンの家」HPスキルボランティアのお願いより

HPに詳しい情報が載っているので、気になった方はぜひこちらをチェックしてみてくださいね♪

https://kens-house.com/support/volunteer2/

まだまだお伝えしたいことがありますが、長くなりすぎるので今回はここまで!
またケンの家については不定期で記事をUPしますね。
健やかに生きられるわんこが一匹でも増えますように。
みんなで出来ることをやっていきましょう!

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